物作りが出来なくなる日本

いつもご覧頂きありがとう御座います。

大変暑い日が続きます。 皆様、ご先祖様と良いお盆を過ごされておられますでしょうか。

さて、愚痴ではございませんが題名にもあります通り、今回の震災で中核部品製造会社の

被災や、原材料の入荷不能により、未だに供給が途絶えて居るところが多く見受けられます。

と言うのも、製作している部品や生産目処が未だに立たないようで、少なからず支障が

出ております。

 

確か10数年前の兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)の教訓からリスクマネジメントとして

各企業やメーカーが、部品供給のリスク分散として離れた地域に工場や生産拠点を確保し、

製品の安定供給もしくは、供給停止を免れる手法をとられたところが多くあったと思います。

あれから時が経ち、生産確保よりコスト重視、利益重視、効率化重視と言った会社都合により、

そういう当初の思想が段々と希薄になり、工場の集約や企業の合併により分散したはずの工場が

結局一極集中になった企業が、今回被災で壊滅したところが多く見受けられる様です。

一体何のためのリスク分散を行ったか、企業の危機管理が問われるかと思います。

しかし、現在は製造部門、また一番の企業の糧である開発部門の大幅な見直しにより

リストラや開発費削減を行い、優秀な人材が流出もしくは退職し全く開発が行えてない

ばかりか、代わりに外国人が上層を牛耳?って、金融や保険と言った”現金”にシフトして

いるようにも見受けられます。 また生産拠点も海外(隣国)に全部移りデザインや

プログラム開発も海外生産を行って居られます。

確かに人件費や経費と言った価格としては非常に魅力的であり、株主や金融機関からすると

コストの安い国外に出した方が有利なのかも知れません。 また国家レベルでのソフトウェア

発注も、現政権から前代未聞の国外開発が落札し波紋を読んでおります。 一時スーパー

コンピュータも電機メーカー御三家が行っておりましたが、くだらない事業仕分けや採算等で

開発自体に暗雲が立ちこめております。

この様な行動は一時の利益確保や利権であり、日本国内としては全く潤わない状態

で有ることは確かであり、独自技術や蓄積された資産、ノウハウまでもがすべて安価な元に

流れ出して結局手元には何も残らなくなります。 結局は安い代わりに、今までの高い技術を

易々と渡している愚行のようなものだと思います。

一時期はお家芸と称された液晶パネルや半導体、バッテリー技術も全て”技術協力”の名の元に

全て隣国に流れ、今それが完全に市場を脅かしており、今は文化的なアニメーションも海外生産が

普通にありますからこちらもそのうち日本製作も少なくなるでしょう。

 一部の諸外国では、技術流出防止や国内雇用確保で安価な生産国より工場を引き上げている国や

会社の動きもありますが、日本は未だに進出を推進していますから本当によく解りません。

国家プロジェクトも、以前ですとベンチャー企業や中小企業向けの業務委託や、開発業務も

多々御座いましたが、現在は大手企業が資金確保?で参入し、全くベンチャーには資金が

流れない状況でもあります。 数十億の予算が付いた件名の割に、結局おもちゃが出来たと言う

話も、こういう利権争いの結果であると思います。 ロボット事業も日本優位と言いながら

今回の被災では結局全く使い物に成らないだったとか・・・

今後日本国としても、守るべき企業、技術、技法や研究開発は国家資産として推進し、企業ではなく

各国として競い育む政策をして貰いたいと思う次第です。 只、先日の自動車メーカーのアクセル

不具合で、現政権も企業を守るのではなく同じ様に”おまえが悪い”としている政権では今の

貴重な日本の資産や技術を守ることは到底出来ません。 なんせ日本を売るような政権ですから。

 

 

今後は、時代に左右されない手に素晴らしい技術を持ったクリエイターや、職人が生き残る時代と

なっていくでしょう。

 

隣国の低価格品やまねごと製品で一喜一憂も悪いとは申しませんが、日本国・日本人である

以上もう少し今後の開発や製品への愛着を持って貰えればと願ってやみません。

でも、同じ製品だと安さに負けてしまう製品も有るので・・・たまに胡散臭い物もありますが。

最後までお読み頂きましてありがとう御座います。

 

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