パソコンの不調そしてあの世・・・

 いつもご覧頂きありがとう御座います。

 桜の見頃も過ぎて天候が変わり易い季節がやってきております。 こうも気候が良く
変わると、雷でおちおちパソコンで仕事が怖くなって居ります。 UPS(無停電電源)
を付ければ良いのですが。 以前に雷が近くに落ちでデスクトップパソコンの電源が
吹っ飛んだ記憶が御座います。 最低でもサージキラー内蔵のコンセントを付けて置い
て下さい。 被害が最小で済む可能性が御座います。 

さて、先日スタッフのノートパソコンが急に不調に合い、ドライブの調査やドライバー
のインストールや再起動を繰り返して様子を見ていた様ですが、ついに”二度と起動
できなくなる”事象が発生しました。  パソコンは5年前に購入したVAIOのVGN-FZ51B
という機種です。 ACアダプター、HDD、メモリーを疑いましたが他のノートPCで認識
と起動をしておりますので本体の故障可能性が高くなりました。 SONYサポート価格を
見ておりますと(当然補償期間過ぎております。)マザーボードの場合41,000円です。

いつものように構造解析(調査&修理モード)から・・・♪

  

多種複数のビスの呪縛を解き、箱木細工のようなはめ合い構造をくぐり抜け漸くメイン
ボードご開帳です。 ここまでの格闘30分 慣れると10分程度。 特に”これは!
素晴らしい構造設計ですなぁ~”という箇所は御座いません。 

  

長年の使用により、放熱フィンに埃がもっさりと凄くたまっておりました。(写真取り
忘れました。 ここはある種使用者の”恥部”でしょうか。 場合により猫の毛なども
・・・)  この為冷却空気が上手く放出されず、熱が内部に対流してチップセットや
CPUなど破損し易すく成ります。 また排熱空気が本体全体に回り、埃が付着しております。

最近のパソコンは、コスト削減の為、ねじの使用が極力少なく設計している構造です。
またアップル製品みたいにはめ合い構造も多く、分解には非常に神経を使います。

電圧など計測しても電源コントロールが機能しておりません。 CPUも疑いましたが
こちらは問題なく動いているようです。(他のPCで検証)

とりあえず結果としては、マザーのどこかのフューズが溶断しているか、統合チップの
破損(熱)が濃厚であるとの認識です。  今回ばかりは少しお手上げです。 南無~
(調査によると、ビデオチップの不具合もあったそうですが・・・真の原因は闇の中)

仕方が御座いませんが、同タイプのマザーが販売しておりましたので購入、移行作業
を行い、アクティベートもそのままスルーし現在は問題なく使用出来ている状態です。 
もしかしたら伝統の”右斜め45°空手チョップ”で叩いたら動くかも知れないですが。

感想としては、FOXCONN製(MADE IN CHINA)で有ることがうかがい知れます。 大半の
CHINA_PC(日本製以外)はここで作られていることが多く、アップル製品も殆ど手がけて
おります。 安かろう悪かろうでは無いのですが、余り基板が”綺麗ではない”状態
で有ったことがショックであったのと、チップ部品のハンダのノリも非常に怪しい雰囲気
でございました。 (俗に言う汚い部類)出荷検査は大丈夫なんでしょうが・・・
永年の使用に耐えるかどうか怪しいところです。

いつの間にかパソコン自体も”消耗品”になりましたからね~ 純日本製のPCは皆無
で有ることが非常に悲しいです。 いつぞやの電子立国日本は何処に行ったのでしょう。
コスト高とはいえ、信頼性や制裁は逸品と思いますが。 一時の天下のNECもパソコン
事業をCHINAのレノボ(IBM製品製造会社)に譲渡しましたからね。

さて、一生使えるものは身近にありますか? 
最後までお読み頂きましてありがとう御座います。

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コメント

    • 飛田 敏男
    • 2011年 4月 27日

    パソコンは思い入れもあり、修理すべきか購入すべきかで悩みますが、マザーボードの交換で動作するようになって良かったですね。
    昔々のある頃はパソコン”オタク”のこともあり、日本語ワープロ、TK-80、テープBASIC、MS-DOSからWin3.1-95-98-Xp-Vista-7と数多く保有していますが、概してノート型(ハンディ型)は壊れやすいですね。特にマザーボードとフロッピードライブは困ったものですね。
    パソコンの保管(時々の動作チェック)に困っていますが、年代物はオークションで高値がつくとかの夢を見ております。夢物語で多分ガラクタでしょうね。

  1. コメント頂きましてありがとう御座います。 近年のパソコンはメーカー側も”修理”ではなく”不具合箇所の部品交換”レベルの対応でしかできないのが現状かと思います。 修理より交換の方が値段が遙かに安いのでしょうね。
    今回の対応はマザー交換と言っても体した事は有りませんが、問題は同一もしくは酷似機種の入手はなかなか簡単ではないと言うことでしょうか。
    TK-80とは懐かしいです。  NEC当初のマイコン機ですね。 私の頃はMZ-80Bがでて当時凄くあこがれておりました。しかし価格が27万8千円はもの凄く高値で手が出ない記憶があります。 その後学校で触ることが出来マイコンの世界に入った次第です。 当時としては珍しく本体の回路図とOSのプログラムが付属してあったのは驚きです。 今ではあり得ませんが。
    私も宝箱”トレジャーボックス”にコレクションが御座いますが、intel4004チップがあるともの凄く価値があるかと。

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