電子卓上計算機

いつもご覧頂き有難うございます。

最近の日照り続きが一転、漸く雨降りと台風がやってきます。

また物ネタで申し訳ないのですが、最近以前にも増して”趣味のもの作り”を仕事?の
合間にやっておりまして、先日の”宝箱(別名ゴミ箱)”の掃除から色々と発掘している
次第でございます。

まぁ元来メカ好きですから、色々な物が自然と蓄積されている訳でありまして、”こんな
汚い物!”とか”役に立たないない”とか”場所取る~ゴミ~”などの声援を受けつつ、
整理のフリしながら場所移動をしております。(多分是は見ていないと思いますが・・・)

さて、電卓は見積もり等の勘定であったり、設計寸法の計算であったり色々な場面で利用
しております。 専ら12桁のパソコンの10キー並に大きな電卓を使用しております。
さて、おおよそ40年前日本も半導体の確立や各社メーカーがしのぎを削り”電卓戦争”
なる技術開発が勃発しておりました。 当時1台でも10数万円とか数万円が当たり前の
時代がありました。(15年ほど前、NHKでも”電子立国 日本の自叙伝”とか色々な方の
HPでも紹介されております。) いまや100円均一で普通に売って居るぐらいですから
技術というか当たり前のように身近にあるのも、当時から比べると想像もつかなかったと
思います。

さてそんなこんなで、漁っておりましたらシャープのEL-805と言う電卓が出てきました。
是は、各社電卓戦争のさなか少しでも使用時間を長く、電池駆動を目標としていたなか
初めての”液晶表示器”という物を製品化した第一号です。 (今は至極一般的ですが
今日の”液晶のシャープ”と言われる所以なのですね)

またこの液晶は通常の白黒が反転して、”文字が白(銀) 周りが黒”というしろもの
で、今では新鮮な表示の仕方です。 また、反応速度は非常に遅く”じわっ”と出てくる
感覚です。 かなり以前に知り合いの方が大事にされていた物でしたが、譲り受けたのを
覚えております。単三電池1本を入れて(当時は驚きだったのでしょうね)普通に動いて
四則計算は当然出来ます。 意外と昔の設計・物作りは技術確立のさなか”根性”も入っ
ているようで、劣化無く素直に動いたのは驚きです。 調べると、1枚のガラスに印刷・
基板化している様で・・・凄いです。 さすがに分解は”もったいなくて”出来ません。
頑丈と言いながらも、”高松塚古墳”の如く、開けた瞬間から劣化が始まりそうで怖い
です。

後、私が使用している電卓は他”事務用”とか”設計用”とか色々と使い分けておりま
すが、これまた古い物も使っております。 ポケットコンピュータが2台ほど有りますが、
以前の会社で、まだパソコンが普及する前のこと、統計やら性能試験計算するのにプロ
グラムを組んでデータ整理をするときに使用していた物です。 今でも普通に動いてく
れます。 後は関数電卓でしょうか。 でも数学の苦手な私には、いっぱい機能が入って
いても”使い道”がいまいち解って居ない所もあります。

皆さんがお使いのパソコンにも電卓”ソフト”が入っておりますが、こちらは余り使って
居りません。 物に対する思いが違うのでしょうか?

今の電卓購入の基準は(私の場合)デザインとキーのクリック感を重視致します。 昔ほど
変な機能はなく、太陽電池・ボタン電池で消費税計算が一般的だと思います。 (ゲーム
電卓と言うのもありましたね。)後は自分の手になじんだ使いやすいのもを選ぶようにして
いますが、そんなに壊れる物でもなく”何々用”として使い分けしているところでしょうか。
(普通の方は一家に1台か2台程度)

あっ某オークションで昔の電卓が・・・ じゅるっ

最後までお読み頂きまして有難うございます。

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