びわ湖環境ビジネスメッセ 2010

いつもご覧頂きまして有難う御座います。
毎年、滋賀県長浜市で開催されております環境メッセですが、今年も10月20日~22日の間
開催されました。 かく言う私も毎年出向いております。 (まだまだ私には出展出来る
レベルでは御座いません。 汗)

さて、毎度の事ながら”環境ビジネス”と言うことで、それに類の物が全国より展示・
紹介されております。 空気・水・土壌・エネルギーを元に排出・改良・改善など色々
な取り組みの元各社技術力をアピールされております。 電気自動車も昨年は1社の展示
だけでしたが今年は大手2社の展示が御座いました。 この辺りもっと垣根を低くして
中小や研究開発している企業にも参加して貰いたい物です。
今年は昨年よりましてLED事業が多数見受けられました。 明るい物から省エネまで。
近年ですと水耕栽培の光をLEDの波長を制御して成長促進させる事も出来るそうで、
自然栽培の不安定自給から解放されるとか・・・

エネルギーは当然の事ながら、太陽光や風力の発電を基本として高効率やコストパフォー
マンスの優れた展示もあり、一番メインの場所は大手企業さんのメイン展示となっており
ました。

地元の企業さんもがんばって居られ、廃材を利用した製品の開発やびわ湖の浄化を元に
水質改善や排出監視など、監視装置を含めて展示等が御座いました。

全体的として、環境保護(エコロジー)に関わる事なら出展などの規制はないと思いますが、
まだ内容的に活気そのものの盛り上がりが少ないなぁと毎回感じている次第です。
既に出来上がっている製品の販売が主目的に近く、試験開発や消費抑制などの展示や研究
テーマについてはかなり少なく、私としてはもの凄く物足りなさを感じる次第です。
その辺りはどの企業さんも暗中模索で、方向性を定めるのもかなり苦慮しているところで
しょう。

ビジネスをやる限り企業としては”利益”を出さなくてはいけませんし、また”消費”が
無ければ何れ”停滞”するのは判る内容と思います。 ある程度の消費や環境犠牲の下、
需要と供給のバランスを保たなくてはなりませんから、現在の状態を”抑える”技術が
目下の所メインとなっているのではないでしょうか? 鉄を作ったり、セメントを作ったり
するのは、山を削り・穴を掘り・水を使い・火を使い、製品として手元に渡るわけです。

確かに、パソコンやテレビ一つとってもブラウン管を使用するCRTから液晶に変わり、
消費電力も10分の1以上減っており、エネルギーも減っております。 只、その”廃棄”
に目を向けると触れられていない部分も多く、まだ手が付けられて居ない分野なのかも
知れません。 日本でも廃棄処分や成分分解をする企業も少なく、こちらも循環環境と
言うことで、多くなって欲しいと願うばかりです。 (この手の企業さんは、排出規制が
かなり厳しいと聞きます。 費用対効果が非常に薄いんでしょうね)
今は都市鉱山という言葉があるくらい、昔使われた電子機器から金やリチウムなど貴重な
資源をリサイクルする動きが活発なようです。

幼少時代、近所のお店で”お酢”等を買うとき、空瓶を返すと10円戻ってくると言う
システムがあったのを思い出します。後、食用油から石けんを作る事業はどうなのかな?

で、私も評論をせず何か作らないと行けませんね・・・。 うぅ~頭が

最後までお読み頂きまして有難う御座います。

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