お米騒動 ~炊飯器の逆襲~

遅ればせながら新年明けましておめでとう御座います。
本年も当ブログ”雲蒸龍変 ~日々是”口実”をご愛顧の程
よろしくお願いいたします。

因みにwebページ更新、思いっきり新年のご挨拶をすっ飛ばしてしまいました。(大汗)

さて、新年早々我が家で騒動が御座いまして、うちの炊飯器がストを起こしてご飯を炊いて
くれない状況になりました。 像さん印のNP-FB10 2006年製で御座います。 さて状況は
・・・”E12” 何とエラーが出ております。 プラグの再度抜き差しと色々しても
治る気配は御座いません。 取説を見ても ”当社修理にご相談”と書かれております。
しかも月曜から金曜日の平日のみ 土日休日は受け付けないとのこと。 非常に困りました。

ネットで色々と調べた結果、沢山の方が状況を上げて居られたので、同じ故障が多いのかな
と思っていましたら”不具合事象”の記事が多く目に付いております。 圧力センサーの
不具合らしいのですが・・・ 電話しようにも休みに入ったばかりで受付は御座いません。
(故障って大概休みの時とかに発生し、平日には起こらない物 しかも大事な時)

まぁとりあえず、お鍋で炊飯 を行いました。 我が家はIHですので火加減(電気加減)
は複数のサイトを参考にして お水とお米は既にセット状態なので、それをお鍋に移して
コンロにセット。 中火の強で、中が沸騰するまで”5” 沸騰して”2”か”3”で15
分ぐつぐつ言わせます。 水気が無くなったら”保温”にして15分蒸らします。 これで
完成です。 お味はと申しますと、非常にお米の味がして甘みが出て美味しかったです。
火加減が良かったんだなと自画自賛しております。(と言うより、お鍋で美味しく炊ける
こと自体に感動いたしました。)

はじめちょろちょろ中ぱっぱ、ジュウジュウ吹いたら火を引いて、赤子泣いてもふた取るな。

さて、炊飯器の方はと申しますと・・・私の格好の生け贄となりました。 ぐふふっ。
まぁ修理は、保証やら色々と問題が起きるという事で部品単体の販売は行っていない様です。

格闘すること10分、丸裸状態です。(衝撃画像のため、写真は割愛)
この手の炊飯器は、蓋に蒸気調整バルブと圧力センサーが仕込まれております。 また機種
により、圧力調整弁もあるのですから一種のインテリジェンスな圧力鍋です。 お米だけ
ではなく煮込みやケーキも出来る製品があると言うことなので、万能鍋です。

右上茶色い物体が圧力センサーと呼ばれる物です。 型式が書いてありましたが、メーカー
オリジナル製品のため検索には引っかかりませんので信号調査しようにも足番号が判りません。
ゴムカバーを開けると、小さなOP回路がありましたので、ひずみセンサーで圧力を見ている
んだと勝手に推測いたしました。

ついでに制御基板。 シールを貼ったみたいに液晶の表示が綺麗です。(笑)

この炊飯器は今では貴重な”日本製”なので安心していますが故障しては意味がありません。
恐らく直接蒸気圧力をセンサー内部に取り込むので、ゴミやお米かすが入りやすいんでしょう。
センサー自体は封印しているので、中の掃除は出来ませんが、エアーで吹くと水滴やらゴミ
が出てきました。  結局は掃除をしてもエラーは解除できず撃沈です。 蒸気逃がし
ソレノイドバルブ・圧力調整弁も有りますが、こちらは問題ないでしょう。 修理をすれば
3千円~15千円位でしょうが、受付日数や代替え品を待つのも嫌なので、もったいない
のですが即電気店に走りました。 同じメーカーの”極み炊き7段圧力 真空釜” 名前が
凄く厳ついです。 こちらも貴重な日本製です。

今の電化製品は海外製品が非常に多く、部品も安い物が使用されており、大手メーカー品
でも購入を躊躇しておりますが、製品に”日本製”と久しぶりの文字を見てほっとしており
ます。 壊れた炊飯器も我が家に来て約5年 製品として良くもった方だと思います。

さて、組み立て直した炊飯器・・・どうしたものか。 おや、こんな所にビスが・・・(汗)

最後までお読み頂きましてありがとう御座います。

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