いつもご覧頂きありがとうございます。 本日は4年に1度の閏日です。
以前2000年問題の時(既に12年の月日が)有る装置の閏年カウントが上手くいかず、
すったもんだしていた記憶がございます。 安物のRTCを使用していたのが原因ですが、
ケチり過ぎて後に高く着いたのは言うまでもありません。 結局100年タイマーと化した
訳ですが。
もうすぐ3月6日は啓蟄です。 まだまだ寒さはゆるみそうもありません。
さて、先日の980円のTA2020デジタルアンプも、かなりの方が訪問来られて感謝でございます。
配布されておられたノースフラットジャパンさんの費用対効果もかなりの物だと思います。
その分、あくまでもベース素材とのこと。前回も書きましたが、”いじり甲斐”がある製品です。
先日別のスピーカーを繋ぎ、50Hz以下の低音試験?をしておりましたら、ボリューム2時の方向
で突然LEDが消灯して、ショート状態となりました。 恐らく電流容量が少ないのかデバイスの
質の差かは判りませんが、気持ちの悪い症状です。 後、気になっていたのですが、音量を上げる
と左側のスピーカーのレベルが落ちて、バランスが悪いと感じもしておりました。
基板を見ますと、ICのピンとピンの間に電源パターンが走っております。 その前後は太いの
ですが、幅から推測すると1A程度が限界かなと思います。 他かの回り込みはありませんので、
此処がメインと判断出来ます。 回路図(TA2020のリファレンス)とにらめっこです。
後、左側出力の 24ピンと26ピンも 25ピンと27ピンの間から通っておりますので、こちらも
細いパターンが走っている状態です。 恐らくこれがレベル低下の原因かと思います。
(普通そこまで気にしない?かな) 写真は改良前の基板です。
と言うことで、線を追加して電流容量を上げてみました。 手元にAWG26相当のテフロン線で追加
です。
電源ラインは、端子台の所から直接1600μFの+側に。 25ピン 27ピンをショートに(何れも
VDD 13.5Vですので問題有りません。)
スピーカーラインは 26ピンはショットキダイオードのK側 24ピンはインダクタに接続しました。
この経路が一番短かったという理由です。 スピーカーラインは狭いので他のピンと接触に注意
です。
さて試聴ですが、”工作した!”と言う感から、以前にも増して”良く鳴っている”様な感じです。
そこそこ大きな音で鳴らしても、以前の様な力不足は感じられません。
また左側のスピーカーのレベルも改善している感じです。 以前ですと右寄りの音でしたが、大体
中央にまとまった鳴り方をしています。 他のスピーカーでも、最大にしてもLEDが消灯しなく
なりました。 今回の処置は効果有ったと思います。 恐らく部品を買えて顕著にその影響が(音質?)
反映されたのだと勝手に推測しております。
良く雑誌にエッジの輪郭がはっきりして、音の透明度が増した感じ。 解像度が上がり、音の粒が
はっきりと判る。等とよく見ますが、そんな細かなことはよく解りませんが、以前から聞いている
レコードは、何故か同じ曲でも音の広がりが数段違うのははっきり判ります。
入力側はそのうち前向きに検討を試みようかと思います。 気が向いたときにでも。
もし力不足で音質改善を多少なりとも考えて居られるお嘆きの貴兄、一度お試しの程。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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