PicKit2と16F88のあれやこれ備忘録的

ご訪問頂きありがとう御座います。
久しぶりの更新で御座います。 季節は立春を過ぎましたが全国各地で大雪に見舞われています。
恐らく2月21日までは天候が悪いかもしれませんね。 遠き春よ~♪

さて、ここしばらくLED関連のご依頼を多く頂きまして大変感謝しております。 その中で製作時間の
関係から点灯制御等はPICを良く使用し開発ておりますが、PicKit2と16F88との相性は宜しくなく
ネットでも良く書き込みされていますが、プログラムが書けないとかベリファイが出来ないとか、

場合によってはデバイスすら認識してくれない有様です。

Programming failed at Program Memory adress 0x000000

error1

No device detected

error2

急いでいるときにこれを食らったら意気消沈してしまいます。  ただ発生パターンは規則性が

無いようで、今まで書き込み出来たのに急にダメになる事もしばしばです。

幾つかの解決法は先人の方がやっておられますが、私の方が下記の方法である程度は解決を
確認いたしました。 但し肯定的ではありません。

・VDD Piclit2 の電圧を5.0V → 4.5Vに変更
これでも書込不可の場合は、3.6Vに変更

・一応3.4Vも書込が可能な場合もある。(理屈は不明)

・3.6Vで書込可能であれば、VDDを4.5Vにすると継続的に書き込み可能となる。

他の18PINや8PINではほぼ起こっていないので、16F88特有かロット的な物が有るのかは定かでは
ありません。 あと、書込ツールを起動したときは、なるべくデバイスを刺さないようにも
しています。

・”Brown-out Reset”が入っていると消去不可となるので設定している場合は4.5V以上必要となる。

・場合によっては Verification of Program Memory failed at address 0x000000 も出ますが、
この場合はオプションレジスターで、コードプロテクトが掛かっている場合が殆ど。
(但し、他のデバイスでは問題は無い)

OSCCALで初期化書込の手も御座いますが、未だ試しては居ません。 ただNoDeviceの場合は
認識すら出来ていないのでもうお手上げと思います。
一部は新しい16F1827等に移行しておりますが、ソフト資産と在庫の関係でもう少し
掛かりそうです。

R8Cも良いのですが、開発環境とルネサスの大人的な対応などでいまいち踏み込めておりません。

 

幾つかPICでLEDを制御した試作をyoutubeでサンプルアップしていますので、良かったらご覧下さい。

使用マイコン:12F675 12F683 16F88

LEDキャンドル風点灯制御 黄色

 

LEDキャンドル風点灯制御 青色

 

LEDフラッシャー点灯制御  航空障害灯
ジオラマの認識灯等にご利用出来ます。

 

3色LED点灯サンプル レシプロエンジンを模擬しています。

青→吸気 黄→圧縮 赤→爆発 緑→排気 の順です。

 

最後までお読み頂きありがとう御座います。

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